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サッカーのマッチレポートなどを中心に。その他サッカーのうんちく系ブログ。

タジキスタン戦プレビュー

さて、明日に、日本代表の試合が久々にあるのでプレビューでもやろうかと。もっとも、タジキスタン戦の方は、もう相手が投げまくってるンですけど。

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア3次予選のC組第4戦で、日本代表と対戦するタジキスタン代表のラフィコフ監督は、試合前日の記者会見で「日本に勝てるとは思わない」「相手をけがさせないようにプレーする」などと控えめなコメントに終始した。


控えめ?タジキスタン監督「相手をけがさせないようにプレー」


あまりにやる気なさすぎて萎えました。本気でやるなら、ピッチ状態が悪い事を利用してラフプレー+ハイラインプレスで、潰しにくるかと思ってましたが、この分だと、プレスゆるゆるなんでしょうな。この前の試合と同じで。やる気なさすぎる。ピッチの状態が悪いなら、それを利用すればいいのにさ。パスサッカーしてくる相手には、ピッチ状態を意図的に悪くしてラフプレー+ハイラインプレスで、試合ごと壊すのが一番てっとり速いのに。

なんですけど代表におけるファーサイドの人員過剰の話

さて、ですが、今回の予想スタメンですけど、タジキスタン戦では、この間と代えてこないと思います。8−0で勝ったのに、スタメンいじる必要性はゼロですし。ただし、長友が怪我でいないんで、スタメンは



こうなると思います。右は何時も通りにうっちー。左に駒野ですな。ここも変えてはこないでしょう。


なんですけど、この布陣、ちょいと問題があります。ここからがハーフナーの話なんですけどね。



こっちはハーフナーの動画です。動画みてもらうのが一番てっとり速いんですけど、すぐ気づくポイントがあります。つまり、サイドからクロスがあがった時にファーポストで待つのが得意なタイプだって事です。


別にこれ自体は彼のプレースタイルなんで良いんですけど、問題は、これ、ファーサイドで岡崎と被るってことです。代表での得点パターンに、岡崎がファーサイドに斜めに飛び込んでってダイビングヘッドってのがあって、これが非常に強力な日本の得点源なんですけど、ハーフナーがファーに流れてくると、DFもついて来ちゃうんですね。


実はこれ、李のワントップでも同じ問題が起きてるんですけど、ファーサイドで岡崎と李がしょっちゅう被ってる。ウズベキスタン戦の同点シーンでは被ってても、岡崎がゴールしたんで悪い事ばっかりじゃないんですけど、あれ、結構無駄な所もあります。


今回呼ばれたワントップ用のFWは李、前田、ハーフナーの三人なんですけど、この三人の内、ニアで仕事ができるのは前田くらいなのが現状で、ハーフナーと李はファーサイドに流れがちなんで、岡崎と被ってしまう。


ニアで仕事が出来る選手は、代表だと、香川と前田なんですが、香川はサイドにいるのでゴールからは遠い。ザックは香川は左サイドに固定してるんで、ここでちょっとした問題が起きるわけですよ。FW三者の一長一短なんですけどね。


李は、オフザボールの動きが良く、裏に抜ける動きが優れているので、相手がラインを高めにしてきた時に、相手のラインを下げられる選手です。だから、代表の2列目の為のスペースを作れる。ただ、クロスに合わせる動きはファーにながれがちなんで、岡崎と被る。


ハーフナーは、とにかく高さ。高さなら、アジアでは、ほぼ敵無しでしょう。セットプレーでの守備要員にも使えるし、セットプレーでハーフナーがいるのといないのじゃ、ダンチです。ただ、足はそんなに速くないので、裏は取りにくい。また、ファーに流れがちなんで、岡崎と被る。


前田は、この中で一番上手いし、ポストプレーも上手です。それから、何よりの美点は、ニアで仕事ができる選手だって事です。なんで、岡崎がファーに飛び込んだ時のスペースメイクが出来る。ただ、スピードがない為、裏に抜けるプレーが難点です。


前田をワントップに使えば、ファーサイドの人員過剰問題は片付くんですけど、ただ、その場合、前田はスピードがないので、相手がラインを上げやすくなります。そうなると、日本の得意の2ライン間を使った攻撃がやりにくくなる。


李を使えば、常に裏を狙ってるので、相手のDFにとってはラインを上げにくいんですけど、その代わりに、横からのクロスで、岡崎と李が被るって問題が起きるわけですよ。


ハーフナーには絶対的な高さがあるんで、相手がライン上げてきたら、ハーフナーへのロングボールでラインを下げさせるとか、セットプレーで点が取れる可能性が高まるってのはあるんですけど、やっぱり、岡崎とハーフナーがファーで被る。


三者三様で、色々と悩ましいわけです。ここはね。


こないだの結果からみて、ハーフナーのワントップは間違いないと思うんですけど、左サイドからクロスが上がった時に、ファーでハーフナーと岡崎が被ってしまうのが目に見えてるので、正直なんとかならんものかと。


ザックは色々とハーフナーに指導してたみたいなんで、このあたりのファーサイドの人員過剰がどのくらい解消されてるのかは、ちょっとしたチェックポイントだと思います。

清武は多分、出番がもらえるって話



なんですけど、ここからは最近ブレイクしてる清武の話になるんですけど、僕は、タジキスタン戦との試合では、清武が出番もらえると思ってるんですよね。最初からか、途中からかはわからないんですけど。


多分、タジキスタン戦で、リードを奪ったら、後半あたりから清武を入れて、ちょっとテストをすると踏んでるんですが。


清武って選手は、ほとんど万能の選手です。なんでも出来る。上背はないですけど、ヘディングも強いし、競り合いも出来る。ボールを持ったときのテクニックは、天才的なモノがあるし、点も取れる。ちょっと守備でのカバーリングに難はありますが、献身的で守備サボることはしません。だから、ボランチで使わない限りは穴にはなりません。


僕が清武の一番の美点だと思ってるのは、ボールを運ぶ能力が高いって所です。セレッソは、左サイドのマルチネスへのプレスがきつい時は、右サイドの清武を中心として試合を作りますけど、彼が右サイドにいるから、セレッソは左サイドのゲームメーカーであるマルチネスがタイトなマークをされても、ボールを運べる所があるんです。セレッソ対策をする時は、マルチネスを潰すのと同時に、右の清武を中心としたボール運びにも対策しとかないと、セレッソ対策とは言えません。


こないだ、香川がいるドルトムントの話をしましたが、あそこも、左サイドからのビルドアップを封じられたら。香川とゲッツェを中心とした右サイドからのビルドアップに切り替えてます。


で、ここが清武が出番もらえるって思う理由なんですけど、日本代表は、これから、左サイドの遠藤と香川を中心としたビルドアップは、確実に対策たてられて、簡単にはやらせてもらえなくなります。特に最終予選になったら、まずやらせてもらえないでしょう。遠藤と香川はタイトにマークされる事になります。


そうなると、右サイドのビルドアップが重要になってきます。右サイドからビルドアップするとき、簡単なのは、香川と岡崎のポジションチェンジ。左の遠藤がタイトにマークされてて、左サイドが駄目な時は、香川を左に置いといても無駄なんで、さっさと香川を右に持ってきてしまうこと。で、内田香川長谷部ケンゴを右に集めてのビルドアップに切り替えるやり方ですね。遠藤がタイトにマークされてる時は、こういう形でボールを運ぶのがこれから重要になってきます。ただ、このやり方だと、やっぱり、右からのクロスの時、ファーで岡崎とハーフナーが被る可能性が高い。それからニアに誰が飛び込むんだって問題も起きます。


なんで、解決策にもなるのが、岡崎に代えて清武を使う事になります。岡崎は得点力という面では、日本代表でも最高の選手なんですけど、ビルドアップでは、そこまで役立つ選手じゃありません。最近、もの凄く上手くなってますけど、清武と比較できるレベルではありません。


左から香川ケンゴ清武という並びにすれば、右サイドからのビルドアップは本当に楽になりますし、ケンゴが右に流れた時は、香川を中央のトップ下の位置にもってこれるので、ニアを使える香川と、ファーで待つハーフナーという形にでき、バランスが良くなる。


なんで、タジキ戦では、その形を途中からテストするんじゃないかと。


北朝鮮戦でのホームの試合、後半途中から、香川をトップ下にいれて、右に清武を入れて、右サイドからの良い崩しができるようになってましたが、ケンゴと清武で、どのくらい右サイドから崩せるか、ザックはテストすると思います。


で、なんで、清武の右をテストするかって話になるんですけど、北朝鮮が、日本対策に遠藤にテセを貼り付けてくると思うからなんですよね。こないだの試合では、それで結構上手くいってたし、同じ形を取ってくる可能性が高い。


相手がそういうやり方を取ってくるってわかってるなら、対策は出来るわけです。例えば、前半は、清武を右にいれて、ケンゴと清武による右中心のゲームメイクを行い、北のFWがヘタって、守備が緩くなってきたら、遠藤のゲームメイクに切り替えて岡崎入れるって形にすれば良い訳で。


そんな訳でして、タジキスタン戦では、清武は後半あたりから使ってもらえるんじゃないかと。北朝鮮戦では、ひょっとしたら先発もあるかもしれません。


とりあえず、こんな所で。