サッカーのマッチレポートなどを中心に。その他サッカーのうんちく系ブログ。

日本代表対ヨルダンのレビュー「ヨルダンの左SB起用の謎の巻」

さて、皆さん、こんにちは。本日は、W杯最終予選、日本代表対ヨルダンの試合のレビューを行いたいと思います。実は、オマーン戦のもやろうと思ってたんですけど、日本代表が普通に相手をボコってしまい、ほとんど書くことがなくなってしまいました。戦術云々の問題を超えて、単にホームで格下のチームを格上のチームがボコるというわかりやすい試合でして、あんまし書くことがないんです。ああいう試合は、ほんとに書くことがなくなるので勘弁してほしいです。嬉しい悩みですが。


もっとも、日本対ヨルダンのほうも、日本代表がヨルダンをけちょんけちょんにしてしまったので、書くことがさほど無いのは変わらないのですけどね・・・・


ただ、前回、おもいっきりサボったし、ユーロの事もあるので、今日はきっちり更新します。皆様、どうかおつきあいくださいませ。

日本対ヨルダンのマッチアップとミスマッチ

さて、いつものようにまずは、日本対ヨルダンのマッチアップから。ヨルダンの選手は誰も知らないので無表記にしときます。かわいそうですけどしょうがないんです。



さて、日本はいつもの4231です。メンツもオマーン戦と変わってませんでした。一方のヨルダンは442です。あれ?と思いました。というのも、オマーンと同じで、僕はヨルダンが4141で日本とシステムをかみ合わせてくると思ってたからです。442と4231は、システム的にミスマッチしています。これはアゼルバイジャン戦の時のレビューでも話をしましたが、ここが問題になります。



こうなります。至極簡単にいえば、442で4231とやる場合、中盤中央で数的不利に陥ります。具体的にいえば、ボランチ二人で、相手のボラン2人とトップ下を見なければいけない状況に陥ります。アゼルバイジャンは、ここで日本に数的優位を与えてくれたので、日本としては偉いイージーなゲームでした。


ちなみにですけど、442で4231とやる場合、中盤で数的不利に陥らないように、セカンドトップをプレスバックさせるチームが多いです。



こういう感じですね。後ろでブロック作る場合には9枚で固めるやり方です。これはJだと、磐田やセレッソが採用しています。セカンドトップかトップ下がボランチの前のスペースを潰すことで、このエリアで数的不利に陥らないようにしてます。日本代表も引いて守る際には、このやり方を取ります。今回、ヨルダンがとったのも、この形です。


もう一つ、仙台がやる方法もあります。つまり、後ろでブロック作る場合にはFW二人をボランチの前に並べて、バイタルエリアを完全に封鎖してしまう方法です。これも図でやりますが、



こういう方法です。これは、仙台が去年散々やった方法で、ブンデスだとボルシアMGが今年やってました。これ、笑えるほど堅いです。FW二人が運動量があってカバーリングをしっかりやり、パスコースの限定までしっかりやってくるので、相手チームはスペースなくて窒息死しそうになります。個人的には、これをやられると一番嫌で最終予選で一番やられたくない守備方法です。これは日本代表でも攻めあぐみます。組織された10人守備ブロックほど厄介なものはありません。ただし、そこからカウンター出来るかどうかが問題といえば問題の布陣なんですけどね。



ヨルダンの日本対策について

さて、今回、割と書く内容があるのは、ヨルダンが日本対策と思われる守備方法を取っていたからです。簡単にいえば、ヨルダンは日本の最大のストロングポイントである左サイドを抑え込む為に面白い事をしていました。


ここで、ちょっとオマーン戦の動画を張っておくので見てください。



基本、全部、左サイドで作ってドカーンという形でした。これはアゼルバイジャン戦と同じです。日本は、左サイドでボールを持つチームでして、左を必ず経由してきます。左に遠藤、香川、長友がいるし、頻繁に本田も左に流れてくるので当然なんですけどね。


さて、オマーン戦なんですが、この試合はフツーに素晴らしい内容でした。以前書いた事ですが、



こういう攻撃が頻繁に見られたからです。サイドのWGに展開した後、トップ下かボランチがSBとCBの間にフリーランニングかけて相手のボランチを最終ラインに引っ張り、空いたスペースにWGがカットインしていく形です。アゼルバイジャン戦を見た後、なんでこういう攻撃しないだろう?と不思議に思ってたんですけど、オマーン戦では、きっちり出来てました。本田や長谷部がパス出した後に、しっかりこういう動きをしてくれるから、日本代表の攻撃に良い連動性が生まれていました。オマーン戦での二点目とか、こういう攻撃の典型です。


また、右サイドで作って左サイドにサイドチェンジという形がしっかり機能していました。本田が右に流れてくれるので、右でのポゼッションも安定していました。そんな訳なんで、日本代表にしっかりとした進歩が見られた試合でして、見ている側が嬉しくなるような試合でした。


オマーン戦で見られた傾向として、

  • 本田が右サイドに流れてポゼッションを手伝うようになっている。また、右から左へのサイドチェンジが円滑になっている。一端、右でポゼッションを行い、相手の守備ブロックを右サイドに引き寄せ、左サイドにスペースを作ってからサイドチェンジしてくる。
  • トップ下とボランチがサイドに展開した後にSBとCBの間にフリーランニングをかけてくるので中央にスペースを作れる。


というのがありました。これ、僕が日本代表にやって欲しかったことで、これができるなら8枚くらいの守備ブロックなんて紙切れみたいなモンです。8枚以下の守備ブロックなら、これで簡単に崩せます。


さて、ここからヨルダンの問題です。こういった攻撃をしてくる相手に対して、どう対策すればいいか?皆さん、ヨルダンの監督になって考えて見てください。


今回の試合で気の毒だったのはヨルダンの監督に十分な時間がなかった事です。時間さえ与えてあげれば、あの監督なら、いい対策できそうなモンだったんですけどね。ヨルダンの監督さん、非常にいい監督でしてアジアでは屈指の監督だと思ってます。


さて、今回のヨルダンですけど、左サイドの抑え込み方にポイントがありました。まず、ボールが左サイドにある時の守備方法です。ここからはキャプでやりますね。



これ、開始すぐのシーンの奴でしてね。これ見たとき、ああ、これだと左は突破は難しいなと思ったシーンです。これ、セオリー通りといっていい守り方の一つなんですけど、相手チームが強力なサイドアタッカーがいる場合、ボランチ一枚、サイドのヘルプに出ていかせるチームが多いです。サイドに3人使うんですね。そして、全体を左サイドにスライドさせると。こういう守り方をされると、サイドを突破するのは非常に難しくなります。香川と長友を非常に警戒しているのがすぐわかるやり方でした。


ただ、このやり方、今回は問題がありました。この問題を端的に言い表しているのが長友の試合後のコメントになるんですけどね。

長友佑都
相手が左サイドの僕たちを意識してすごくマークしてくるから、バイタルが空いて(本田)圭佑が自由になると思いました。今の僕たちだったら、自分たちのサッカーをすれば絶対に勝てるという自信があるから、しっかり今日できなかったことを修正して、次の試合に臨みたいと思います。


伊野波「クソーです」、中村憲「情けないね」、長友「今の僕たちだったら」 出場選手のコメント


ここなんですけどね。黒字強調は筆者によるものです。


ちょっと考えて見てください。ヨルダンは442で、日本は4231。最初に述べたように、中盤中央で日本が数的優位を作れています。それなのに、さらにボランチがサイドに出て行ったら、何が起こるのか?これも図にするとわかりやすいのですがね・・・・



こうなるんです。これね、今回のガチャピン無双の原因なんです。香川がボールを受けると、相手のボランチが左サイドに出張してきます。香川と長友は、常に数的不利の状態で勝負しなきゃいけなくて、ほとんどスペースと時間を与えてもらえなかったんですけどね。ただね、本来、遠藤を見ているはずのヨルダンの右ボランチがサイドのヘルプに出て行っちゃうと、遠藤か本田が絶対空きます。これ、かなり控えめにいっても自殺行為です。遠藤にフリーで捌かせてしまったら何がおこるか。それはもう開始すぐのシーンで見られたんですけどね・・・・










これですわ。一応ね、ヨルダンも中央で数的不利に陥らないようにセカンドトップがボランチの前のスペースを消しには来てるんですけどね。ただ、ヤットにつくのが遅すぎる。遠藤にヘッドアップしてパスする時間を与えたら駄目なんです。ちょっとでもあそこでフリーにしちゃうと、こーなるんですよ。ただね、後述しますが、ここでの左SBの守備は本当に酷かったです。この左SB、今回、完全に穴になってました。


この日、ヨルダンのセカンドトップの守備のプレスバックが遅くて話になりませんでした。中央で数的不利に陥りやすいマッチアップな上に、頻繁に香川が中央に入ってくる訳だから、セカンドトップとCFは、相当頑張ってプレスバックしないといけないわけですよ。ところが、こいつがユルユルで、もう話になりません。遠藤無双状態になったのは、至極当然なんです。香川とか本田、長友を意識しすぎで、遠藤が浮きすぎてる。これは、前半9分のシーンでも、そうでした。








まあ、こんな感じでした。やっちまったなーというシーンなんですけどね。このシーンでも遠藤を捕まえているべきセカンドトップが遠藤のマークを外しちゃってるんですよ。香川と本田をボランチが捕まえているんだから、セカンドトップか、右SHが中央に絞って守備やらないと、遠藤か長谷部が絶対に浮きます。ここでは、日本にそこを狙われました。


ちょっと、ここでヨルダンの日本対策をまとめます。これは、試合見ててわかった事ですが、幾つかあります。


1、ヨルダンは基本、後方で441の9枚で守備ブロックをセットしていた。8枚での守備ブロックではアゼルバイジャン戦を見る限り、日本に簡単に崩される。


2、日本の左サイドにボールが出るとボランチが一枚、左サイドに出てきて全体が左サイドにスライドしてくる。ヨルダンは、左サイドに関しては3人で守る形にしており、長友と香川は数的不利な状況におかれていた。


3,ヨルダンの左サイドにボールが出た時、逆サイドのSHは中央のカバーに入らない。中央のカバーにはセカンドトップが入る。この形にする事で、日本にサイドチェンジされた時に簡単に崩されないようにしている。



って所です。3の所は、まだ説明していなかったので、これはキャプでやりますね。


いくつか、こういった守備の例を出しますが、


まず、前半最初のシーンからなんですが、ここでヨルダンの右SHのポジショニングに注目してください。ファーサイドのカバーに入ってます。そして、中央のバイタルのスペースは、セカンドトップがカバーしてます。こういう守備をやる理由は、日本が右サイドでポゼッションしてから、左サイドにサイドチェンジしてくるってのをヨルダンが警戒しているからです。なんだかんだで、日本の手の内をヨルダンの監督さんは読んでいるんです。


日本の最大のストロングポイントは左サイドです。左サイドにスペース作るにはどうしたらいいか?一番いいのが、右サイドでポゼッションして、相手の守備ブロックを右サイドに引き寄せてからサイドチェンジする事です。ただ、これはヨルダンに警戒されてました。この攻撃を警戒して、ヨルダンの右SHはサイドにほぼ常駐してました。右SHがサイドに常駐してると、中央で数的不利に陥りやすいんですけど、そこはセカンドトップが下がってカバーする。これがヨルダンの日本対策です。


他にも、前半10分のシーンで



ここでも右SHはサイドチェンジを警戒してサイドから動きませんし、



この16分のシーンでも動いてませんでした。ヨルダンは、日本の左サイドを極度に警戒していて、右から左へのサイドチェンジは機能しそうにありませんでした。


さて、ヨルダンの監督さんですが、日本をしっかり研究していました。守備方法をみていれば、彼が日本の手の内をしっかり読んでいるのが見て取れました。やっぱり優秀な人だなあと感心した次第です。いつか、Jリーグで監督して欲しいですね。この人、相当優秀ですよ。日本の手の内を完全に読んでいます。


さて、ここで、じゃあ、何で、6−0なんてスコアになったの?と思う人が多いと思います。これね、ヨルダンの監督さんのせいじゃないんです・・・これ、完全にヨルダンの選手の責任です。特に責任があるのは、ヨルダンの左SBとFW二人です・・・

ヨルダンの監督の日本対策プランは何で崩壊したのかって話・・・・


さて、こいつが今回の話のメインディッシュでございます。ヨルダンの監督さんは優秀です。ヨルダンの守備方法を見て、彼が日本の攻撃パターンを読んでいるのはすぐにわかりました。守備ブロックには9枚を使ってましたし、ボールが右サイドにある時でも左へのサイドチェンジを警戒させてました。左サイドで香川か長友がボールをもつと、すぐに3人向かわせてました。


これ、全部、真っ当な日本対策でして、完璧に機能していれば、ここまで酷い結果にはなってません。しかし、機能しませんでした。原因となっているのがまずFW二人の守備意識なんですけどね・・・これ、攻めるのは酷ですけど、ただ、これだけ実力差があるんだから、もっとしっかりやらないといけなかった。日本の先制点につながるCKゲットの前のシーンでやりますが・・・









こういうシーンなんですけどね。ここ、簡単にうっちーから遠藤にボールがはいっちゃってるんです。あそこ、CFがプレスバックしてこないときついんです。セカンドトップは長谷部をみているので、遠藤が完全にフリーです。あそこ、頑張って、CFとセカンドトップが寄せないといけません。ボランチがいっては駄目なんです。なんでボランチが前にでちゃ駄目かっていうと、ボランチが前にでちゃうと、遠藤から香川に展開された時に、香川の所で香川とSBが一対一になっちゃうんです。そうなったら、香川にやられるのは可能性が高い。ここでは、香川に対して、SBがスライディングかますんですけど、あっさり交わされてボールを前に持ち出されてしまいました。


これ、ヨルダンの監督のゲームプランとしては、あそこはCFがプレスバックしてくれないときつい訳ですよ。ボランチが前に引っ張り出されたら、サイドで香川とSBの一対一が出来てしまうから。ただ、CFのプレスバックが遅くて・・・これを攻めるのは酷だとはわかっていますが、実力差がある場合にはCFの守備は生命線といっていいくらい重要なんです。これがあるかないかで全然変わってくるんです。ザックは前田にもしっかりプレスバックさせてますけど、欧州強豪とやるなら前田のプレスバックは必須なんです。これがないと日本は強豪相手には守りきれません。


ただね。この試合、こんな大差になった原因っつーか、前半で4点も取られた原因の大部分はヨルダンのお笑い左SB、16番に原因があります。


こいつ、見てて何なんだ?と何度も思いました。前半44分で、ヨルダンの監督が怒りの交代かましてましたが、これは当然だと思います。あそこが完全に穴になっていて、ヨルダンの守備崩壊の原因になってました。


これ、前半10分のシーンで、ギョッとしたんですけどね。





これです。この後、ファーにクロスが出される事になったんですけどね。これ、クロス出したのが岡崎だったから助かったようなもんで、清武だったら、ここで失点してた可能性がありました。


このシーンは、ちょっとありえないんですよ。2対2の守備の基本は、一人が下がれば一人はあがるというものです。SHがうっちーの動きについて下がってきてるんだから、あそこは左SBが上がって岡崎のマークについていないといけない。ところが、この左SB、それすら出来ていない。サイドでの2対2の基本が出来てないんです。これ、プロのレベルではあってはならないプレーだろ・・・と思って、見ててギョッとしたんです。


ここで予め申し上げておきますが、こういう基本的なプレーを教えるのはナショナルコーチの仕事じゃありません。ユースのレベルで徹底されているべき事です。


正直、なんでヨルダンの監督が、この左SB使ったのか、よくわからないんですよ。前半44分で交代させちゃいましたけど、この16番のSB、酷いなんてモンじゃありません。


でね、これ前半10分以前は、日本は得意の左サイド経由の攻撃してたんですが、ここで、日本の選手達が、ヨルダンの左SBが穴だって事に気づいたんですね・・・はっきりいって、左SBがこんな初歩的なミスをする選手なら、日本はひたすら、ここを攻めればいいだけです。2対2の守備の基本が出来てないんだから、ここを後は徹底的にいじめぬけばいい。日本の左は岡崎だけど、この程度のSB相手なら、ボール取られる心配ないんですよ。で、この後、徹底的に、あそこを日本に狙われ続けることになります・・・・・・



日本の二点目とかもそうなんですけどね・・・遠藤、前半10分あたりから、ヨルダンの守備ブロックの動きを完全に把握しはじめてましてね。ヨルダンの守備ブロックの欠点なんですけど、香川に一回あてただけで、左サイドに全体をスライドさせます。なので、香川に一回当ててから戻しを貰って右に展開すれば、右サイドはもう好き放題できるんです。しかも、左SBはどうしようもないと来てる。もうこうなれば、ヨルダンの左SBのところを徹底して狙えばいいだけなんです。





これなんですけど、これ、本田の素晴らしいゴールでしたが、左SBと左CB、あんだけ距離あけちゃ駄目だろって話で・・・中央がぽっかり空いちまってるじゃねぇか・・・と。あんだけ開いてたら、左SBは、すぐに急いでゴール前に戻らないといけないのに、そこでの切り替えの遅い事といったら、もうアマチュアレベルです。結果として遠藤のパスから本田に振り切られてゴール決められました。本田のゴールは本当にすばらしいゴールでしたけど、ヨルダンの左SBみたいな守備をやる奴は普通いないです・・・・本当に酷い・・・そりゃ前半44分なんて時間で懲罰交代させられますわ・・・・



で、本田の3点目の時もそうなんですけど、もう可哀想な位、左SBの所を遠藤に徹底して狙われてましてね・・・








ここね、遠藤に守備ブロックの動きを完全に見透かされてるんですよ。香川に一回当てただけで、ヨルダンの守備ブロックは、日本の左サイドにスライドします。日本の左サイドを警戒してるんでしょうがね、遠藤は逆にそれを利用してるんですわ。


遠藤はここで、一回香川にあてて、相手の守備ブロックを左に動かします。そして、岡崎をフリーにしてから、岡崎を裏に走らせる・・・と。遠藤のゲームメイクは本当に見事としか言いようがないです。ただね、ここ左SBは岡崎に簡単に前向かせてボールもたせちゃ駄目ですわ・・・パスコースは一応限定されてるんだしさあ・・・


で、四点目の香川のゴールも右サイドからなんですけど、なんつーか、もうキャプでやる気力も残ってません。3点目で実質終わってました。とにかく、ヨルダンの左SBは、なんでスタメンだったのか僕にはさっぱりわかりませんでしたとさ。


まとめに入りますが、今回の試合のお話

えー、まとめに入ります。今回の試合ですが、ヨルダンの監督に責任があるとすれば、お笑いSBの16番を使ったことです。ホント、何で彼が起用されたのか、意味がわかりません。


ヨルダンの監督が真面目に日本を研究して、守備組織を構築しようとしていたのは、ヨルダンの守備ブロックの動きを見ていればよくわかりました。日本の得意の左サイドからの崩しを前半は防ぎきった訳ですから、大したもんだと思いますよホントに。


ただね。


左SBがホントにお笑いすぎました。あそこにまともなSBがいれば、前半は1失点くらいで済んだかもしれないわけですよ。そのくらい穴になってました。


日本代表の攻撃はホントによくなってます。連動性が出ていますし、プレーヤー同士の相互理解も進んでます。ザックも守備構築に関して、素晴らしい手腕を発揮してます。


なので、あまり文句をつける所はないんですけど、ヨルダンアウェーでは、あのお笑いSBの16番は出番ないと思うので、もっと僅差の試合になるでしょうと予測しておきます。あそこは選手よりも監督のほうが怖いです。やっぱり優秀です、あの監督。もし、あの16番が出てくるなら、引き続き、日本はあそこを狙えばいいだけです。


なんかヨルダンの話ばっかになっちゃいましたが、今回は、そっちの話くらいしかすることが無いんですよ。文句のつけようがない試合が二試合続いたし。しかし、流石にオージー戦では、あんなお笑いDFはいないので、やっとフットボールがみれると楽しみにしてます。


最終予選三戦目でやっとフットボールが見れますよ皆さん!楽しみですね!!


今日はそんな所で。ではでは。