読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる
サッカーのマッチレポートなどを中心に。その他サッカーのうんちく系ブログ。

2013J1第三節 湘南対清水のレビュー 「ゴドビさんの苦悩、の巻」

さて皆さん、こんにちは、本日は先週行われた湘南ベルマーレ清水エスパルスの試合のレビューをしたいと思います。


試合自体は1-1のドローに終わったんですが、ほんっっとーにベルマーレとしては悔しい試合になりました。というのも、開幕戦のマリノス戦、前回の鳥栖戦と違い、この試合はベルマーレに明らかに勝てる内容だったからで、本当に惜しい試合でした。勝ち点3を逃したという試合です。鳥栖戦は、なんとか勝ち点1を取ったって試合だったんですけど、清水戦は、勝ち点3を取り逃したって試合です。こういう試合をきっちりモノにしていかないと、残留できないのでしっかり拾わないと・・・という試合です。


この試合については、それぞれの監督の思惑が色々と感じられて、戦術面では結構楽しい試合でした。ただ、試合自体は、観戦者としては一番、安心して見ていられる試合でもありました。清水さん、やっぱり攻撃で上手くいってないようで、マリノスや鳥栖と比べると怖さがなかったので。スタでみていて、「いい時の清水さんとは、大分、差があるねえ」という感じです。


さて、レビューに行きましょう。

湘南対清水、ゴドビ監督と清水のロングボール。

まずはマッチアップから行きます。



こうなってました。清水のスタメン表みた時、驚いたのが瀬沼がCFで、その下に八反田って所です。バレーが左に入っており、「アレ!?4231?ダブルボランチ?」という奴です。これは、ちょっと面食らいました。湘南はいつもの3421、清水は4231です。


この日、ゴドビさんはスタメンをいじってきまして、これには湘南としては面食らいました。チョウさんも、ちと意表を突かれたと思います。驚いた事に4231相手ですから、ゲームプランの練り直しを迫られる形です。


これ、湘南としては非常に嫌な配置で、バレーとマッチアップになるのが宇佐美になります。彼、フィジカルは強いのですが、身長は171㎝しかありません。ゴドビさんは、ここを狙い打ちにしてきた訳です。



図にするとこんな感じですけど、身長がない古林と宇佐美の所にバレーと瀬沼のツインタワーをぶつけようというアレです。わっかりやすいロングボールです。湘南は最終ラインに高さが足らないので、ロングボールで狙われるのは当然っちゃ当然なんですが。

J1第3節 湘南ベルマーレvs清水エスパルス 監督・選手コメント


●曺監督 質疑応答
–清水のロングボールは想定内だったか?

いや、正直ちょっと予想以上でした。そういう形で来るとは思っていたが、もうすこし動かして高い位置からのアーリークロスという形が多いかなと思っていた。今日はディフェンスラインからの長いボールが多かったので、予想はしていたが、予想以上に割りきってされる印象はありました。

試合後の質疑応答で、チョウさんがこんな事いってますが、正直、僕もここまでロングボール一辺倒な攻撃してくるとは思いませんでした。もうちょっとボール動かしてSBの所からアーリークロス狙ってくるかな、と思ってたんです。ただ、この試合では瀬沼、バレーのツインタワーへのロングボールがメインで、そういう攻撃はあまりしてきませんでした。この辺りは、鳥栖の攻撃のほうが、清水より怖かった原因になってます。鳥栖はロングボールにサイドからアーリークロスも入れてきたんで。


この日、清水の狙いはわかりやすいほどロングボールで、CFの瀬沼へのロングボール、左のバレーへのロングボールからの局面打開を狙っていました。これ、試合開始直後の15分ほど、清水に主導権を握られる原因になりました。


清水のロングボールの狙いですけど、これはキャプでやりますた、







こういう風にGKから一気にバレーに当ててくるパターンと、もう一つ。







こういう風にヨンアピンからバレーに当ててくるパターンです。もう一つ、右SBに入っている10番の河井からのロングボールも狙ってましたが、そっちは高山と武富がプレス頑張っていたので、清水はあまり使えてませんでした。


ベルマーレとして困るのが、2番目のパターンでして、この時、八反田とバレーで数的有利作れているのがわかると思うんですけど、これなんでかというと、図でやりますが、ベルマーレがボールの取り所として狙っているのはSBの所になります。SBにボールが出たら、



こういう形で囲みに行きます。5バックは4バックに変形し、WB、シャドー、ボランチの3枚で囲みにいくって形です。これで囲んでボール奪います。ただし、このやり方は、すでにどのチームにもバレていまして、このやり方を逆手に取られる事が多いんです。どーいう事かというと、



この形です。5バックが4バックに変形する瞬間を狙ってボール動かすって奴で、これ、マリノスにも鳥栖にもやられてます。清水のほうも当然狙ってました。図で赤で囲ったスペースが空きやすいので、そこを狙うって形です。あそこは湘南のハイプレスの泣き所の一つでして、5バックが4バックに変形する瞬間に、どうしてもあそこのスペースが空きます。だから、あそこを狙うってのが対湘南での定石の一つになってます。


試合開始直後の15分ほどは、湘南の選手とチョウ監督は、相手が予想外の布陣できた上にツインタワーへのロングボール戦術をとってきた事でゲームプランの練り直しが必要になって、完全に受け身になってしまいました。決定機も2度ほど作られる結果になってます。


清水とゴドビ監督としては、この形で湘南のハイプレスを回避してゴール近くで起点を作ろうとしてまして、瀬沼、バレーへのロングボールで湘南はかなり押し込まれる格好になりました。清水にとって誤算といえたのは、右SBにいれた10番の河井の所から、ロングボールを入れることができなかった所くらいだと思います。あそこからロングボールを入れる事ができたら、もうちょい楽だったと思うんですが、高山のプレスが厳しくて河井はなかなかロングボールを入れる事ができてませんでした。


ただ、前半20分すぎあたりから、湘南が清水の布陣や狙いについて整理し始めると、徐々に盛り返し始めます。



チョウさんと湘南の反撃、清水のセキュリティホール、戻ってこないバレー

さて、予想外の布陣と徹底したロングボールで清水が来たので、湘南としては、ちょっと慌てた部分があったんですけど、前半20分あたりから、湘南も巻き返し始めます。


この日の清水さんのシステムは、明らかに問題がありました。そこを利用することで、湘南はペースを掴みはじめます。


さて、清水のシステム上の問題なんですが、これ図でやると、




こうなります。簡単に言えば、バレーの位置から来る問題なんですけど、バレーはそんなに戻ってこないんです。石毛は結構戻ってきてくれるけど、バレーはそんな守備で熱心に走り回らない。そのため、湘南はコバショーがフリーになりやすい。あるいはコバショーが比較的、プレッシャーが緩い中でプレーできるんです。


これがわかってくると、湘南は右サイドのコバショーと菊池中心に、攻めることが出来るようになってきます。


えっと、バレーが戻ってこないとなると清水としては、



こういう風にずれて対応せざるを得なくなります。ただ、これ、3ボランチの時と同じような問題を抱えてしまうんですね。



17分あたりから、この辺りで起点を作れるようになるんですけど、



こんな感じです。ここ、清水の中央にぽっかり穴があいてるのがわかると思うんですが、守備では問題あるなあ・・・などと思ったシーンです。バレーが戻ってこないわけだから、カバーリングしっかりしないといけないんだけど、その辺りの整備はあまり上手く行ってないななんて思ってみてたシーンです。


ただ、前半20分、清水の左に起点つくって湘南が先制します。ファーストチャンスで決めちまいました。










こういう形でした。これ、この試合で、チョウさんが武富使った理由でもあるんですけど、湘南のシャドーのうち、一番得点力があるのが武富でして、去年のJ2だと一番点取ってます。この日、武富が左のシャドーで使われた理由が、清水の右SBと右CBの連携不足狙いで、あのエリアから裏に抜け出す選手のマークが頻繁にボケるチームなんですね、今の清水さんって。プレビューでも書きましたけど、清水さん、右SBと右CBの間から裏に飛び出してくるアタッカーのマークがボケやすいんです。これ、開幕3試合連続で、あそこから斜めに入ってくるアタッカーに裏取られているので、中断期間中に修正しきらないと、これから毎試合、あそこ狙われると思います。


チョウさん、見事に選手起用の采配的中という奴です。あそこに梶川でなく、武富使った理由はコレです。SBとCBの間のギャップから裏に飛び出して点を取るなら、得点力がある武富がベストチョイスです。



で、この失点が清水に及ぼした影響は非常に大きくて、この失点から清水さん、「チームがバラバラじゃねーか」って状態になっちゃうんです。それまでは、そこそこ機能してた守備も攻撃も、こっからバラバラに。理由はってーと、点取らないといけなくなった為、バレーや石毛が高い位置を取ったままになったんで、守備のバランスが著しく悪くなったんです。


22分には湘南がカウンターからキリノがGKとの一対一に持ち込んで、その後も波状攻撃かけてますし、さらに問題なのが、その後の23分のシーンで、湘南が自陣内でボールを回復した所からなんですけど、









ここ、コバショーが完全にフリーなんですね。なんでかっていうと、これ、バレーの問題なんですけども、バレーがこの時間帯あたりから左サイドの守備にあんまし戻ってこなくなったので、湘南としては、コバショーがフリーになりやすい状態だったんです。バレー、瀬沼はともかくとして、八反田、石毛あたりも戻りが遅いもんだから、湘南として非常にカウンターがしやすい状況が生まれたんです。ぶっちゃけ、バレーはコバショーのオーバーラップについてこないので、コバショーが、ほぼフリーでした。こっからしばらく。バレーが戻ってこないって事は、誰が古林見るんだ?という状態で、清水さん、守備が混乱してました。


こういう状態に持ち込めたので、湘南は、ここからゲームで主導権を握れるようになります。あと、この日の清水さんのもう一つの問題なんですけど、河井と石毛の右サイドとか守備ゆるすぎねーか?という奴でして、28分のシーンでもそうなんですけど、簡単に破られちゃうんですね。守備時の連携が上手くいってないんです。河井の急造SBってのもあるんでしょうけど、キャプでやりますが、







こーなりました。ここもアレなシーンなんですけど、ブロックの中にいた高山に永木がパスいれた時、ボランチとCBが同時に飛び出して当たりにでたせいで、武富に裏を取られちゃってるんですね。その後のクロスをはじけたから良かったけど、右SBと右CBの間から裏に飛び出されるの、これで2回目なんで、明らかに問題になってます。


あと、ここでも最後の局面で古林がフリーでして、清水さん、やっぱり守備の整理が上手くついてないなあ、などと。


34分でもそうだったんですけど、ここコバショーずーっとフリー。



こんな感じでだーれもコバショーみてなかったり、



こんな感じで、もう笑ってしまうほどコバショーがフリーでした。この時間帯、コバショーをもっと積極的に使ってれば点取れたのになあ・・・などと。バレーが戻ってこなくなったんだから、コバショーがフリーなのは当然で。清水は、この時間帯、コバショーを誰が見るのか、整理されてませんでした。


で、こりゃ不味いと感じたのか、ゴドビ監督、バレーを右にもってきて、石毛を左にしました。まあ、ずーっとコバショーがフリーになってたんで、これはこれでわかる采配ではあるんですが・・・



39分、今度は右を湘南のWBの高山に抉られます。まあ、バレーを右にもってきたら、今度は高山のマークがぼやけるよね、という奴で。



ハイ、これです。高山見る奴がいないというアレです。バレーを右にもってきたら、右サイドの守備で人数足らず、高山がフリーになるよね、という奴で。ベルマーレはサイドに3人集める攻撃やってくるわけで、バレーをサイドにもって来ちゃうと、サイドの守備で人数足りなくなります。


さらに41分には湘南のカウンターからチャンス作れてまして、「おーいお前ら、清水さんがアレな守備やってんだから、しっかり点とれよ・・・」というアレです。これ、湘南の攻撃がいいというより、清水の守備のやり方に問題があるという奴で、これがわかってきてから、湘南は攻撃面で苦労することはなくなってきてました。




そんな感じで、湘南は清水の守備のやり方がわかってからは、良い感じでゲームを進める事が出来ていました。前半はこんな流れです。湘南がペースを握ることが出来た理由は、バレーがそんな戻ってこないって所がわかってきてからで、サイドで簡単にフリーの選手を作り出すことができてました。特に、先制してからはバレーが前に残り気味だったんで、バレーがいるサイドで、守備の枚数が足りないという現象が起きており、湘南がいい形で攻撃できる原因になってました。


前半の不満点は2点目取れなかった事です。GKとの一対一を2回は作るチャンスあったし、サイドを抉ってクロスとか、フリーのWBからクロスって流れを作れていたんだから、二点目しっかり取れよ・・・と。取れなかった事が、この試合をドローに持ち込まれる原因になります。


とにかく、湘南としてはバレーをサイドで使ってもらえる限りにおいて、バレーがいるサイドで数的有利を作れるので、サイドアタックし放題という状況でした。


2点目取っとけよ・・・という奴です。ホントにも-。

後半戦にはいって、湘南ペースだけど、ヨンアピンが鉄壁すぎて点とれません。

さて、後半戦になります。後半開始時、僕、メンツに注目してたんです。というのも、バレーの位置から来る問題を清水が修正してくると思ってたんです。バレーを一列あげて442にして、WBのマークを明確にしてくると思ってたんです。ただ、後半はゴドビさん、そのままの布陣できました。これは意外でして、普通に考えたら、湘南のチョウさんは、ハーフタイムにバレーがWBについてこないから、そこを利用して攻めろって指示だすのが予想できますし、チームとして、逆サイドのWBをしっかり見ろとか、ファーでフリーになれるぞ、とか指示だすわけで、そのまま入ると危ないぞ・・・という奴なんです。



で、後半になると、湘南としては、このあたりをハーフタイムでしっかりチームとして整理されてくるわけです。狙いはバレーがついてこない左サイド、右SBと右CBの間って所になります。


後半開始から60分あたりまで、湘南が立て続けにチャンスを作ることに成功します。ちなみに、後半からバレーは左に戻ってます。ただ、ここで湘南の前に立ちはだかったのが、清水の鉄壁ヨンアピン


まず、後半50分。



ここ、WBの高山にWGがついてきてないから、ラインの裏取られかけてるんです。簡単に湘南はサイドで主導権取れる。まあ、問題なのはヨンアピン様でして、こいつ、鉄壁すぎる・・・とスタで見ていてウンザリです。裏取れても、ヨンアピンがカバーして、そこで相手の攻撃を切ってしまう。


53分でもそうだし




まあ、この後、コバショーはこけてシュミレーション取られてしまったんですけどね。ここもファウル無しでヨンアピンに止められた格好で、マジで鉄壁すぎんだろヨンアピン



で、56分、湘南得意のカウンター。セカンドボール拾ってキリノが裏に抜けたんですけど、ヨンアピンのカバーはええよ、って奴です。鉄壁すぎんだろヨンアピン



キリノ、スピードがあるからちぎれそうなもんですけど、ヨンアピンのカバーが糞早い。


これねえ、ヨンアピンってホント厄介で、去年もそうだったんですけど、SBの裏取ってもヨンアピンがカバーで何とかしちゃうんですよね、清水ってチーム。このシーンでも平岡がキリノに裏取られてるんですけど、ヨンアピンがカバーにすっとんで来るからGKと一対一を作れない。



で、ここでゴドビさん、ついに動きます。杉山 浩太out高木 俊幸in。これで、バレーを一列上げて、442に変更します。これで、湘南のWBをSHがみて、シャドーをSBが見る形に。流石に、もうサイドをやられる訳にはいかないって事で変更。これで清水の守備は一旦は落ち着きます。誰が誰をみるのかってのが整理されたんで。



ただ、その変更がハマったというより、63分、湘南がGKのミスから失点してしまいます。スタで見ていて「うそーん」という気持ちに。


「取れる時に取っておかないと罰を受ける・・・・」とか哲学的なコメントを残したくなりますが、ホントに気分が落ち込むアレでした。ただ、GKのチョンボってのはシーズン中、何度かあることですから、これは切り替えです。切り替え。ベルマーレがアベノブ以上のGKを取れることなんてねーだろうし。


で、チョウさん、相手が442に変更してきた事から、4141へと変更。グギョンをアンカーにおき、クォンハンジンと大野の2CB、島村と宇佐美のSBという形に変更いれます。


この変更の意図は、チョウさんがインタで述べてるので、そっちを引用しときますが、

同点に追いつかれてからフォーメーションを4-1-4-1に変えたように見えたが、意図と評価は?



去年から4バックにすると皆さんに怒られることが多かったのでやるのに勇気がいりましたが(会場笑)、相手のやり方によってはうちのストロングを出すために後半残り20、25分で…これからも最初からやるかもしれないし途中からかもしれないがそれを含めて、選手たちが戦術的な意図を理解しながらやることも、ただ若いから
走っていれば勝てるという話ではないと思っています。ただそこは監督の僕がそうしろと強制してもいけないことで、こういう理由があるからこうするという準備は当たり前ですがしていたつもりです。その部分の変更はエスパルスさんもたぶん予想していなかったと思うので、そのあとにもう1点取りに行くことも含めて可能性は上がったと自分ではいま思っています。
行こうとして引っくり返されたときの3バックの脇の起点が事故を起こしそうな雰囲気もあったので、そういうことも準備しながらチャレンジしてやったということです。だから決して守ろうということではなく、逆にそこで前の3人を使っていい形で崩していきたいという狙いはありました。

J1第3節 湘南ベルマーレvs清水エスパルス 監督・選手コメント


強調は僕ですが、マリノス戦でカウンターに行こうとして、逆にボールロストからカウンター食らって同点になった事があったんで、この変更はありっちゃありです。後ろ4バック+グギョンで守る形にしとけば、クロスカウンターから失点する確率を減らせるのでね。


さて、この試合、ヨンアピン無双状態で、ほんとベルマーレヨンアピンに苦労させられるハメになったんですけど、彼、唯一といっていい欠点は「やたらと前に出て食いつく」って所になります。これ、唯一の欠点といっていいです。こういうCB相手には、スルーを使ったコンビネーションが有効でして、湘南は70分に、スルーを使ったコンビネーションから、清水のラインの裏とってます。キャプでやりますが、






こういう形ですね。去年、湘南のスルーを使ったコンビネーションが上手く行くことは滅多になかったんですが、梶川が入ると、コンビネーションプレーの精度が一気にあがります。ホントにいい選手です。湘南にきてくれて、ホントに助かりました。こういうコンビネーションができるシャドーは是非とも欲しかったので。



この後、一進一退の攻防が続き、後半38分には島村が二枚目のイエローで退場なんてアクシデントも発生したんですけど、試合はそのまま一対一のドローとなって終了しました。


取れる時に取っとかないからこういう羽目になるんだ・・・という残念な気持ちで一杯でござる。

まとめになりますが


さて、まとめになりますが、この試合は、湘南としては勝てる試合を落としたという点で、帰宅時にかなりアレな気分になりました。この日の清水さんなら、湘南でも勝てたなあ、と。


清水さんの話になりますが、攻守にわたって、まだチームとしてまとまってません。この日、バレーをサイドで使うのはいいとして、守備時にバレーの裏どうするんだってのが整理されきってませんでした。


この日は湘南のほうが、フィニッシュの所でアレだったんで助かってましたけど、今回のやり方で強いチーム相手は無理だと思います。絶対複数失点してしまう可能性が高いです。


もっとも、中断期間に入りましたし、イキジェも次は帰ってくるでしょうから、清水さんは立て直しの時間があるため、次の試合までには、こういった問題は整理されていると思います。


とりあえず、清水さんなんですが、バレーをサイドで使うのか、ツートップの片方で使うのか、しっかり決めた方がいいです。サイドで使うなら、バレーはそんな戻ってきてくれませんから、そこのカバーを誰がやるのかチームとして整理する必要がでてきます。ツートップの片方にするなら、そういった問題はおきませんけど、誰がSHやるのかって所です。442の場合、WGを両サイドに使ってしまうと、センターの守備が薄くなりすぎるので、片方のサイドに守備が強い選手入れる必要が出てきます。石毛と高木の両サイド、バレーと瀬沼のツートップだと、守備では守りきるのは難しいです。


このあたりの問題を中断期間中に整理しとく必要があるってのが、僕の感想です。イキジェが戻ってきたら、433に戻すだけかもしれません。ただ、バレーが守備にはあんま戻ってきてくれないのは変わらないと思います。この試合を見たら、次の試合で、相手チームはバレーが戻ってこないってのを利用した攻撃してきます。そこを絶対に狙ってきますので、ケアどうするのかってのは中断期間中に決めてしまわないと、次の試合で狙い打ちにされます。この試合、湘南がそこに気づくのが遅かったので助かってましたが、次は最初から狙われます。


こういった問題に頭悩ませているのが今のゴドビさんだと思います。バレーはあんまし守備に戻ってきてくれそうにないし、そもそも190㎝で30台の選手にプレスバックしろとか理不尽すぎる要求です。だから、他の選手に汗かいてもらうしかないけど、さて、誰に汗かいてもらいましょう?というアレです。左サイドで使えば、この試合でもそうでしたけど、バレーはいい働きしてくれます。ただ、守備の時に問題になるのは明らかで。どーしましょーかねーという奴です。



で、湘南の方なんですが、とにかく「取れる時に二点目とっておかないと罰を受ける」ってサッカーのセオリーを体現する結果になりました。とにかく、取れるうちに取っておかないと相手チームの監督だって馬鹿じゃないので、システム変更で対応されてしまったり、ハーフタイムに修正されてしまうので、取れるうちに取っておくこと!!!



この日、ベルマーレはサイドで数的有利を作るのが簡単だった訳で、相手がシステム変更で対応してこれない前半の間に2点目を取ってしまうべきでした。そうすりゃ、こんな事にならずに済んだわけです。相手のシステムの穴が分かってきた前半20分以降で、しっかり二点目とってしまわないと駄目です。


攻撃自体は本当によく機能してて昨年のJ2の時より良いくらいです。守備はJ1だと無理に前からボール取りにいくと危ないってのをPSMで思い知らされたので、堅実にやる方向に向かってると思います。これはこれで良いと思います。J1のスピードにチームが慣れるまでは、堅実にやっといた方がいいし。


それと、最後にですけど、清水ってチームから点取ろうと思ったら、ヨンアピンをやっつけないと駄目だって、試合見返して、あらためて思いました。一回FWに当ててヨンアピンを前に釣り出すか、ヨンアピンをサイドに釣り出してから中に入れないと、清水から点とるのは難しいな、と。そうしないと、ヨンアピンが最後の局面で何とかしちゃうので。いいCBですよホント。これだけ守備力が高くて、更にレフティでフィードもいい訳ですからねえ。



とりあえず、今日はそんな所で。



それでは皆様、ごきげんよう。代表ウィークですんで、次は代表のレビューやります。ナビスコはスキップです。