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サッカーのマッチレポートなどを中心に。その他サッカーのうんちく系ブログ。

2014年プレミアリーグ後半戦、マンチェスターユナイテッド対チェルシーのレビュー 「モイーズアウト」

さて、皆さん、こんにちは。本日は、先日行われたプレミアリーグ第22節、マンチェスターユナイテッドチェルシーのレビューでもしたいと思います。ちなみに、香川は出てません。ベンチにはいましたが、ウォームアップすらしませんでした。試合は、というと、エトーさんがハットトリック決めて、チェルシーが3-1で勝ってます。


で、なんですが、この試合、ホントに見ててイライラしっぱなしの試合でして、「モイーズアウト!」と叫びながら窓から飛び出したくなるレベルの試合でした。ホントーに酷い。


どういう風に酷いのかって話になるんですが、今日は、そんなお話です。


試合のレビューに入る前にマンチェスターユナイテッドの守備の問題点について


さて、レビューに入る前に、ユナイテッドの守備の問題点について、簡単にまとめておきます。このチーム、守備面で糞みたいな事やってまして、「何でこんな守備やってんだ?」と、プレシーズンマッチマリノスセレッソと試合した頃から不思議でしょうがありませんでした。


まあ、どういう事かってーと、セレッソマンチェスターユナイテッドの試合の


http://www.youtube.com/watch?v=sircJyVALHA


ハイライト動画へのリンク張っときますけどね。


これ、キャプやるのも面倒なので、どこがアホかってーと、セレッソの最初の得点の所ですけど


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これね。失点自体は、DFのミスなんですけど、問題なのは、ここでユナイテッドのMF4人が異様に横に間延びしているって所なんです。MFの間隔が5メートル近く離れており、こんだけスペース与えてしまうとか、普通はありえません。



なんで簡単にセレッソの選手に縦パスいれられているんです。この試合、セレッソが何度もバイタル使ってコンビネーションやってましたけど、その原因が、この異様なスペースです。



ついでに図でやっときますけど、モイーズのユナイテッドは、4411か442でブロック作るんですけど、その時に、


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こんな感じで、SHとボランチの間に異様なスペースが生まれるチームに仕上がってまして、「なんでこんな守備やってんの?川崎じゃん。」ってのが正直な感想です。川崎フロンターレってチームも似たような問題抱えてまして、あそこのザル守備の原因がコレです。



で、なんですけど、このMF4人が横に間延びしやすいって欠点が、プレシーズンから、ずーっと続いてまして、こないだのスォンジー戦だと、開始4分の時点で



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こんな感じで、横に間延びして、ボランチとSHの間に異様なスペースが出来ているって状態でした。


これね、年明けからスウォンジーとやる度に、あそこを集中的に狙われてまして、何度、スォンジーのアタッカーに、このスペース使われて崩されかけたか、数えるのも嫌になるほどです。「バッカじゃねーの?」と何度も思ってました。



スウォンジーとやる時、ユナイテッドの方はそんな失点しまくりって程じゃありません。ただ、こういう守備やってると、強豪相手には絶対に守りきれません。バイタル使われて絶対にやられます。



チェルシー戦の前に僕としては「モウリーニョがあそこ見逃す訳ねーし、どうすんだろうなあ」と思ってた訳です。


チェルシーマンチェスターユナイテッド、ユナイテッドのゲームプランについて


さて、こっからが本題。この試合なんですが、スタメンは、


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こうなってました。どっちも4231でミラーマッチです。ユナイテッドはトップ下にヤヌザイ、ワントップにウェルベックです。



で、なんですが、この試合、前半の入りはユナイテッドが優勢でした。理由は、ユナイテッドがハイプレスかけてきたからで、これでチェルシーがポゼッションが上手くいかなくなり、ユナイテッドが前半10分あたりまではペース握ってました。



ただ、前半16分、恐れていた自体が発生します。


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流れとしては、こういう感じでした。これね、ユナイテッドみたいに、SHとボランチの間がスッカスカなチームに対する攻めの定石です。SHとボランチの間にボールを入れて前を向けたら、軽くサイドにドリブル入れて、相手のボランチを一枚、サイドに釣り出す。で、次にSBとCBの間のスペースにトップ下かボランチが走り込む。これで相手チームのボランチを最終ラインに吸収させてバイタルに誰もいない状況を作ってから、ボールホルダーがバイタルにカットインしてフィニッシュ。



これねえ、見てて「あー、やっぱりやられた」って思ったシーンでして、根本的に、ユナイテッドってチーム、守備で横に間延びしすぎなんです。アホじゃねーかと思うことが多く、モウリーニョが舌なめずりして狙ってくるのは目に見えてました。ココ、ホントにチェルシー基本的な事しかしてないんですが、それであっさり先制されてます。



で、ユナイテッドの二失点目も守備が酷くて、こっちは単にDFの問題なんですが、





こんな具合です。おかしいだろ、常識的に考えて・・・という奴なんですが、今のユナイテッドの守備なんてこんなモンです。



でね。



怒りが頂点に達したのは3失点目なんですが、セットプレーからです。これはキャプでやっときましょう。

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これですわ。見てて、マジ怒りが頂点に達したんですけど、「こんな簡単にマーク外されてどーするんだ!?アホなのか?マンツーマンでやるなら、スクリーンで簡単にマークはずされてんじゃねぇよ!!!」と。マンツーマン相手なら、相手チームがスクリーンかけてくるのは当たり前な訳で、こんな簡単にマーク外されてるようじゃ守れるわけねぇだろうと。別にチェルシーサイドは、難しいプレーしてる訳じゃないんです。ホント、基本的なプレーをしてるだけなんですが、それであっさりマーク外されてる。


これね、プレシーズンマッチマリノス戦でも、セットプレーから、ユナイテッドはあっさり失点してましたけど、セットプレーの守備練習、マジどうなってるの?と。



これ、今年のJ1で守備がザルで有名だった川崎とクリソツです。もっとも川崎のほうはセットプレーの時、ゾーンで守るんですけど、ゾーンの守備の欠点をちょっと突かれただけで失点しました。ユナイテッドのほうはマンツーマンですけど、マンツーマンで守る時の欠点をちょっと突かれただけで失点。もうね、アホかと。



あのですね、川崎のほうは守備はザルですけど、とりあえず点だけは取るチームでした。それに見てて面白いサッカーやってます。ただ、ユナイテッドは守備がザルな上に、みててつまらないサッカーしてるので、もう救いようがありません。



監督に差がありすぎる!


で、こっからはチェルシーのほうの話になります。今回は短めにすませたいので、詳しくはやりませんが、この日のチェルシーですけど、守備面では明確なほどの穴がありました。どこかってーと、



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これ、前半8分のユナイテッドの攻撃の場面ですけど、チェルシーのバイタルスカスカでしょ?バイタルにダビド・ルイスしかおらず、両脇にぽっかりスペースできてる。この後、ユナイテッドはラファエルとヴァレンシアでワンツーして、その後、ラファエルからバイタルでフリーになってたヤヌザイにパスだす事に成功してます。



この日のチェルシーなんですけど、バイタルにかなりスペースがある守り方してました。どういう事かってーと、ユナイテッドと同じで、ボランチとWGの間がスッカスカなんです。なんで、普通に考えたら、バイタル使って崩せばいいだけなんですよ。



ところが、これが又、モイーズサッカーなんですけど、サイドのWGにボールだしてハイクロスハイクロスハイクロス!!って事ばっかりやってまして、「馬鹿じゃねぇの?」と。



中央にスペースがある守り方を相手がしてるんだから、中央にいきゃいいのに、なんでサイドからハイクロス上げるんだよと。チェルシーのDFは高さがあって、ハイクロスあげた所で望み薄だろうと。もっとも時々、ヤヌザイとかウェルベックが頑張ってましたけどね。


それから、ラファエルのオーバーラップに対して、チェルシーのWGのアザールがついてこない時があったので、普通に考えたら、ラファエルのオーバーラップ使うか、ラファエルをオーバーラップさせて、サイドにダビド・ルイスを引っ張り出し、中央をワンボランチにして、その両脇を使うって攻撃をすれば、点取れただろって話になるんですけど・・・・そーいうの一切やんねぇし


あのですね、モウリーニョがそれを警戒していたのは間違いないんです。


ってのも、3点とってから、チェルシーはどんどん守備的な選手追加していって、最後は完全にバイタル封鎖してました。最初にあった穴は、モウリーニョの交代策で完全に塞がれてしまい、ユナイテッドは後半70分あたりで攻め手をほとんど失いました。


多分、モイーズが中央狙いに切り替えたら、モウリーニョは即対応できるようにしてたんでしょう。ユナイテッドはサイドからハイクロス上げる攻撃しか、攻撃パターンをほとんど持ってないので、バイタルにスペースがあっても問題ない、ってそろばん弾いたとしか思えないやり方です。


結局ですけど、監督に差がありすぎます。


この日のモウリーニョですけど、まんう相手はイージーだったと思いますよ。一番嫌だったのは、ボランチとWGの間のスペース使われる事だったでしょうけど、ユナイテッドがたまーにあそこにボール入れる事に成功しても、結局サイドに振ってドリブルからクロスみたいな攻撃ばっかするし、それだけならチェルシーのDFは高さで勝ってるから怖くない。


モウリーニョは、この日のゲームまでにチームで怪我人をそんなに出してません。一方で、モイーズは怪我人だらけ。チームのフィジカルコンディショニングではモウリーニョの圧勝です。


また、この日のゲームプランでも、モイーズが最初のハイプレスの後、ゲームプランと呼べるようなものが無かったのに対して、モウリーニョはユナイテッドの守備の欠点を確実に突いて得点を重ねてます。さらに交代カードも三枚全部使ってます。サッカーってスポーツでは、後半終了間際になると、異常に怪我が増えるので、後半になったら怪我防止も含めて、タックル受けやすいポジションの選手は変えたほうがいいんです。負けてても勝っててもね。モウリーニョはその辺り、ホントにきちんとしてます。一方、ユナイテッドは交代カード一枚だけ。モイーズ、ふざけてんのかと。



その上、一番糞だと思ったのが、ロスタイムのラファエルのプレーで、ロスタイムに両足タックルかましてるんです。まあ、イエローですみましたけど、あれ、レッドカードが妥当なプレーです。ヴィディッチも、その前にアザールへのタックルでレッドだされてるんですけどね。


あのねえ。ロスタイムに負けてて、あーゆープレーするのって、「勝てないならせめて怪我だけでもさせろ」って感じの奴で、サッカーファンとしては最悪に近い印象なんです。「いい加減にしろよユナイテッド」って思ったシーンでして、糞つまんないサッカーして糞味噌に負けた上に、さらにロスタイムにラフプレーするとか、プライドもなくなったのかと。



モウリーニョに対して、モイーズはフィジカルコンディショニングで負け、チーム戦術で負け、チームのスポーツマンシップの点でも負けてる状態で、勝ってるトコがホント何もない。



こーいう監督と6年契約してるんですよね。ご愁傷様です。



今日はこのあたりで。


つぎはフィジカルコンディショニングの話でも詳しくやろうかと思います。


ではでは。