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サッカーのマッチレポートなどを中心に。その他サッカーのうんちく系ブログ。

J1開幕戦 横浜FM対湘南ベルマーレのプレビュー

さて、皆様、こんにちは。Jリーグも開幕が迫り、ACLも開幕って事で、早速ですけど、J1開幕戦、横浜FM対湘南ベルマーレのプレビューやっときます。ベルマーレのサッカーの話は、「2012年の湘南ベルマーレのお話」でやりましたんで、今回のプレビューは、主に横浜FMの話になります。


と、その前に、プレシーズンマッチとか去年のベルマーレの話になりますが、去年、今年と、ベルマーレはJ1のチームに練習試合も含めて、一回も勝ててません。



2012年1月29日練習試合(30分×4本)湘南 1-5 浦和
2012年10月10日天皇杯 柏対湘南 2−1
2012年12月12日練習試合(45分×2本) FC東京2−1湘南


となっており、2012年はJ1のチームに一回も勝てませんでした。2013年に入っても、J1のチームと練習試合組んでるんですけど、


2月09日FC東京●1-4
2月16日大宮●1-4
2月23日甲府●1-5


と立て続けに大量失点で負けていて、現在、絶賛守備崩壊中です。なんつーか、このままだと去年の札幌状態になるんじゃないかと、今から戦々恐々してる状態です。開幕までに間に合うんでしょうか。とにかく、J1のチームとやると、ほぼ確実に複数失点してる状態です。アウェーですけど県内なんで、開幕戦のチケットは抑えたんですけど、今から見に行くのが怖いわーというアレです。チョウさんも頭が痛い所です。


しかも、相手が横浜FMってのが厄介で、個人的に、やりたくないチームなんですわ。横浜FM相手だと、湘南は、戦術レベルで問題を抱える事になるんです。

本題に入る前に開幕戦のスタメン予想とマッチアップ

とりあえず、スタメン予想からやっときますが、多分



この形になると思います。湘南のほうは、守備の要といっていい遠藤航が怪我してて開幕に間に合いません。それと、10番の菊池も怪我で出遅れてるので開幕は無理だと思われます。なので、新加入の梶川と武富がシャドーでスタメンになると思われます。ただ、横浜FM相手だと、セットプレーの高さが必要になるので、高さがある大槻がシャドーに入る可能性もあります。また、CBの鎌田は高さがないので下村が右CBに入る可能性も高いです。



一方で、横浜FMのほうは、愛媛ッシが怪我してるみたいですが、開幕に間にあわないってニュースもないので、多分、スタメンはこんな並びになると思います。


で、3421と4231なんですが、これ典型的なミスマッチの対戦です。



図でやるとわかりやすいので、載せときますが、デフォだと、サイドでは横浜が数的有利、中央ではベルマーレが数的有利という奴です。この対戦だと、お互いに狙いはわかりやすくて、特にベルマーレの狙いは割と明白になります。どういうのかってーと、



こーなります。これ、3421が451とやる場合の典型的なやり方になります。3バックをワイドに開かせ、そこでボールをポゼッションし、サイドに開いたCBからドゥトラの裏に抜け出すコバショーに出すか、2ライン間で武富がフリーなら、そこに当てるって流れになります。ただ、メジャーなやり方の分、対策も簡単ですんで、これは横浜FMのほうには通用しないでしょう。こんな形で対応されるのが目に見えてるからです。



これですね。マルキーニョスがボールサイドのCBに寄せていき、俊輔がCBのバックパスのコースを切る、WBのオーバーラップにはSHをついていかせるってやり方です。マルキは守備サボらんので、この形で対応されて終わると思います。なんで、ミスマッチをついて簡単に崩せることはまずないです。横浜FMがマルキと俊輔を守備免除でやってくれたら、湘南としては嬉しいんですけど、それはないと断言できます。ただ、このやり方は読まれていてもベルマーレは確実にやります。理由はというと、WBの動きで愛媛ッシのポジションを下げたいからです。愛媛ッシを出来るだけ低いポジションに抑え込みたいので、読まれていても、愛媛ッシのポジションを下げる為に、これは絶対やってきます。


ベルマーレは、基本的にハイプレスショートカウンターのチームなんで、ボール持ってないときは、ラインあげてハイプレス、ボール持ってる時は、この形で攻めていくってのが基本になると思います。あと、横浜FM相手の場合、ドゥトラの裏が狙い目でして、そこ狙いのカウンターも間違いなく狙うでしょう。まあ、ドゥトラの裏狙いの話は、後でやりますね。


一方で、横浜FMのほうは、どうやってベルマーレを崩せばいいのかってのは、こっちは後述しますので後で。


とりあえずですが、開幕戦は単純なミスマッチでの対戦なんですが、横浜FMのほうはFWがしっかり守備やるでしょうし、ベルマーレのほうはハイプレスで無理矢理4231とシステムをかみ合わせてくるだろうからベルマーレがハイプレスをかける限りはミスマッチはそんな問題にならない可能性が高い、とだけ述べておきます。


ただし、ベルマーレが押し込まれる展開になった場合、横浜FMのほうはミスマッチを作って攻撃する事は簡単になります。これ、僕が、横浜FMとあんまやりたくない理由なんです。マルキへのロングボールの対処と、押し込まれた場合の対処で、ベルマーレは横浜FM相手に問題を抱えてしまう可能性が高いんです。


4231対3421におけるタクティカルバトル

さて、こっからがメインディッシュになりますが、基本的に4231と3421がやる場合、どうしてもきつくなるのが、トップ下がボランチの位置まで下がって、1度捌いてから、もう一度前に出て行くってタイプの選手がいる場合です。前に張り付きっぱなしの選手なら、話は楽なんですが、そうでないタイプの場合、大問題になります。




どういう時に問題になるかというと、まず、横浜FMがベルマーレ相手に狙いたい形ってのを説明しますけど、これはキャプでやりますが、2012J1、11節アウェー広島戦の試合での事例で説明しますが(広島は541で守備をセットするチームです)






この形です。広島は、守備の際、541で守備をセットするんですけど、湘南も同じ形でして、ハイプレスを突破された場合、541で守備をセットします。ただ、541って、この形で攻められると脆いんですわ。


なんで脆いかってーと、これ、図でやりますけど





こーなるからです。これ、541で守備をセットする相手に対して有効なやり方なんですけど、541で守備をセットするチームは、その性質上、中央を2ボランチでカバーします。ところが、横浜FMの場合、俊輔が頻繁にボランチの位置まで引いてくるので、あそこに3人いることが多いんです。こうなると、中央で数的有利を作られしまって、あそこでポゼッションされる事になる。で、あそこでポゼッションできたら、後は簡単で、俊輔はサイドにはたいてから、WBとCBの間に走り込めばいい。この動きにはボランチが一枚ついてきますんで、ボランチを最終ラインに引っ張ったら、あとは空いたスペースに愛媛ッシがカットインすれば良い訳ですよ。カットインできるスペースを作ってもらったら愛媛ッシが好きにやればいいだけです。


これ、シャドーをSBとマッチアップさせるタイプの3421のチームが4231に対して抱えしまう構造的な問題でして、中盤中央で数的不利に陥りやすいんです。ベルマーレは構造的にこの形で攻められると非常に脆い。


実は、湘南の監督のチョウさん、タイキャンプから、中盤3人の352を試してるんですけど、これ、J1最大勢力である4231対策の一環とみて間違いないです。つまり、




この形です。こないだ磐田が352を試してたの見ましたが、狙いとしては一緒だと思います。もっとも、ベルマーレほどアグレッシブにサイドにスライドする形ではありませんでしたけど。



352で、4231とやる場合、まずCB二人にツートップを当て、トップ下と2ボランチに対しては3ボランチで対応します。この形で、空いているSBの所にボールを出させる。そして、SBにボールがでたら、即座にチーム全体をサイドにスライド、WBとボランチで囲い込んでボールを奪う。最終ラインは4バックに変形して守るって形の352です。こっちの形のほうが4231に対して、かみ合わせやすいんです。


とまあ、そんな訳ですんで、チョウさんが考えいてることは大体、こんなトコだと睨んでるわけですよ。タイキャンプから湘南は352を試してますけど、J1最大勢力である4231系に対しては、この形でハイプレスをかけていくんじゃないかと見てます。J1のトップ下ってのは非常に器用で、下がってきてボールを捌いてから、もう一回前にでていくって動きが得意ですから、この形にしたほうがかみ合わせやすいんです。


もっとも、この形はプレス回避されたら即死というアレなやり方ですが、こーいうアグレッシブなのをチョウさんが好むんでしょうがないです。サイドに二人出て行かせるので、一回サイドに振ってベルマーレの守備陣をサイドにスライドさせてから、逆サイドに振られたら即死します。


この辺りが、3421と4231が戦う場合の戦術上での戦いでして、チョウさん、J1で4231を採用しているチームに対しては、こんな形でシステムをかみ合わせて、ハイプレスをかけていくのを狙ってるのかなという感じです。もっとも、こんな妙ちきりんなやり方せんでも、4231でシステムかみ合わせてしまうというてっとり早いやり方もあるんですが、ベルマーレの4バックは機能した試しがないんで、352のほうを試しているんだと思います。


もっとも3421でも、ちょっとプレスのかけ方やポジショニングをいじれば、似たような事はできるので、チョウさんはそっちを採用するかもしれません。こっちはシャドーにセンターのヘルプをさせる方法です。図でやりますけど



こんな感じでシャドーに中央のヘルプをさせるやり方になります。ボランチとの連携に注意を払って、バイタルの守備をシャドーに手伝わせるやり方です。これはシャドーにかかる守備の負担、半端なくなりますが、こっちが出来るなら、これはこれで対応できます。これ、開幕戦でどーなるって所です。チョウさんとチームのメンバー次第ですね。

今日は時間がないので、続きは明日やります

えっと、本日は、この辺りにしときますけど、横浜FMの話を専門的にやりたいので、そっちの話を明日あたりにやります。横浜FMの特徴的な攻撃と守備の話を専門的に扱います。主に去年の事例での話ですけど、多分、横浜FMのほうは今年もやり方は変えてこないと思うので、そのままいけると思います。


それでは今日はこの辺りで。ではでは。