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2014年ブラジルワールドカップ 日本代表対コロンビア代表のレビュー 「北京五輪世代からロンドン五輪世代へ」

さて、皆さんこんにちは。本日は先日行われた日本代表対コロンビア代表のレビューをお届けしたいと思います。結果的には1-4での大敗でした。ついでにプレビューもさぼっちまいました。


えっと、これプレビューやったら書いとこうと思ってた事ですが、「正直コロンビア代表に勝つのは難しい」という感じでした。試合前にコロンビアのチェックして、「う~~~ん」と思った事なんですが、日本代表より良いチームでしたんでね。


それと、これは日本代表自体の問題でもあるんですが、


南米地区(CONMEBOL)対戦成績



こっちで南米チームと日本代表の対戦成績をみることが出来ますが、とにかく日本代表は南米チームに弱いです。相性的に最悪の部類です。


対南米での勝率は31.25%、アウェー中立では南米チームに勝った事が一度もなく、1試合平均0.96得点、1試合平均1.62失点と絶望的な数字が並んでます。ホームですら、南米相手には5割勝ててません。


それと一試合で南米相手に2点以上取れたの、47試合中11試合しかないんです。日本代表の歴史では、南米相手には点が取れないのに点を取られるという、救いようがない試合展開が延々と続いてる訳です。



そういう訳で、僕は今回のコロンビア戦で負けた事自体には、あんまり怒ってはいないのです。ギリシャ戦は試合後、怒りが収まりませんでしたが、コロンビア戦に関しては「まあ、こーなるよね」という感じでした。苦手の南米に先制点取られて、後半前がかりになったらカウンター浴びまくって大量失点するよなあ、と。



前振りはこの辺にしておいて、そろそろレビューを始めたいと思います。


日本代表対コロンビア、前半のレビュー


まず、スタメンから入りますが、



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両チームのスタメンですが、こうなってました。コロンビアの方なんですが、スタメンを8人入れ替えてきており、「hahaha、相手にされてねー」という感じでした。もっとも、日本代表としては、1.5軍くらいじゃないと勝つ可能性がないので個人的には「手抜きで頼む」という心理状態でしたが。



日本は香川がスタメンに復帰しており、CFには大久保、ボランチに青山が入ってました。他はいつもの日本代表です。




えっと、この試合の前半の話になるんですが、僕がちょっと驚いたのが、コロンビアが4141にして、日本とシステム噛み合わせてきた事です。4141と4231はシステム面で完全に噛み合っているので、ミラーマッチになります。


コロンビアというチームなんですが、基本的に442、もしくは4231、4312を使ってくるチームなんですが、4141で来るとは思わなかったので意外でした。今大会、日本代表の相手で、予想通りの布陣、戦い方をしてきてくれたのはギリシャのみで、コートジボワールとコロンビアは対日本スペシャルホールドを組んで来てました。相手に対策されるのを防ぐ為なんでしょうけど、W杯本番はガチ度が全然違います。



この日の戦術面でのポイントを先にまとめておきますが、コロンビアは4141で日本とシステムを噛み合わせてきた事、もう一つは詳細は後述しますが、後半開始直後、ハメス・ロドリゲスの投入と同時に両SBあげて来た所になります。




ちと話がそれたので、前半の話に戻しますが、この日の前半に目立ったのが、コロンビアのラインの裏へのパスでした。これは執拗にやっており、チームとしての最初の狙いがライン裏への放り込みだったのは明白です。ただ、これは意外と上手くいってまして、セカンドボールも拾えていたので、前半しばらくすると日本がペースを握る事ができるようになりました。前半8分には大久保の良い裏取りからシュートまでもっていけており、前半9分にも本田のターンから大久保がシュートに持ち込んでいます。



で、前半の入りは悪くなかったんですけど、前半15分、ここで岡崎がやらかします。今ちゃんの対応も不味かったですけど、ココは今ちゃんより岡崎のロストが悪いです。岡崎も「アレは僕のミス」って反省してましたが、ホントにアレなロストでした。



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このシーンなんですけど、とにかくアソコでボール奪われるのはNGで、うっちー上がってきてるの岡崎見えてたでしょ?失ったら上がった内田の裏を使ったカウンター食らうでしょ?という。とにかく、このロストはホントにやっちゃダメなロストでした。もっとも、岡崎に、ああいうプレーさせてもしょうがないってのはあるんです。ギャップに降りてきて違いを作るプレーをさせたいなら適任者は清武です。岡崎は裏へのランニングが持ち味で、ギャップに降りてきて前をむいて違いを作るタイプじゃないんです。


岡崎が試合後、


「今シーズンはずっと考えてて。1年間ずっと1トップで勝負してきて、組み立ても何も考えない状態でずっとゴールだけを任される状態がずっと続いてたんで、サイドからでもやれるっていうところを、自分なりには示せたとは思う。けれど、サイドであれをやるっていうのはやっぱりチームにとってもストレスなのかなと自分は感じている


岡崎がW杯で改めて実感「自分にとって勝負する位置はやっぱりFW」

ってコメントしてますが、今期、マインツで岡崎はひたすらゴール狙う役割をやっていて、組み立てとかは、ほとんどやってませんでした。元々、組み立てに絡めるような選手じゃないんです。下手だし。代表の試合みてて、「岡崎、出来ない事はしないでいいってば」って思うのが、岡崎がギャップに降りてきてボール受けようとする所で、ああいうの見ると「お前、そーゆー選手じゃないだろ?」と思う事が多いです。そんな訳ですんで、岡崎のロストについては、それほど問題だとは思ってません。あーいうプレーをやらせる方が悪い。



ただ、岡崎は前半45分、日本のカウンターシーンで、本田のカットインから得意のダイビングヘッド決めてますので、持ち味を最後に出せて良かったです。あのまま終わってたら、岡崎はブラジルW杯で何もしないで終わる所でした。




日本は前半は1-1で折り返す事に成功しました。前半は悪くない出来でした。もっとも、後半開始早々、ペケルマンが勝負に出て、速攻で日本は2失点目を喫する事になるんですが。




日本対コロンビア、後半のレビュー


さて、こっからは後半のレビューになります。皆さん、ご存じだとは思いますが、後半開始早々、日本は失点しました。コロンビアは後半から、クアドラードに変わってカルボネロ、キンテロに変わってハメス・ロドリゲスが入ってます。クアドラードの交代については、前半、長友のマークを外してしまうことが何度かあった事が原因だと思います。ロドリゲスについては、この選手、コロンビアの中心的な選手でして、入ってきてから全部変わりました。



えっと、後半なんですが、

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システム面だと、こんな感じに切り替わってます。キープレーヤーはハメス・ロドリゲスです。コロンビア代表はCBが繋げないタイプなので、ハメス・ロドリゲスがいないとポゼッション面で問題を抱える事が多いチームだったりします。彼が入ってきてから、コロンビアは、ちょっと戦術を変えていて、コロンビアは攻撃時、両SBを上げて両WGを中に絞らせる。そしてWGを上げたSBで引っ張ってハメス・ロドリゲスにWGが空けたスペースを使わせることで攻撃を組み立てていくって形に変更してます。


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図にするとこんな感じです。コートジボワールにも両SB上げられて日本は苦労しましたが、この試合でもコロンビアが両SB上げて攻撃してくると、日本代表はそれに対応しきれてませんでした。悲惨なほど混乱してました。


この前半4分の時点で、ハメス・ロドリゲスにシュートまでいかれるんですが、その時の流れをまとめると


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こうです。狙いとして両SB上げることで日本のWGを最終ラインに吸収させて、ダブルボランチの両脇にスペースをつくる。そこをハメス・ロドリゲスに使わせる。9分の失点シーンの流れもキャプでやっときますが


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こーですね。ブラジル代表と日本代表の試合やコートジボワール戦を参考にすれば、このチームが両SB上がって来る攻撃に対応しきれないのは明白です。



なので、コロンビアはやってくるんじゃねぇかな、とは思っていたのですが、見事にやられてました。これだけ綺麗にやられると、相手に拍手するしかありません。この二失点目で、ほぼ試合は決まってしまいました。両SB上げてボランチとWGの間を使う攻撃やられると、このチーム、良いようにやられちゃうんです。



コロンビア代表監督のペケルマンが、日本代表のこの欠点、見逃してくれるはずもなく、これはしゃーない部分もあるんですがね。見事にハメられました。



ただね、この日本の二失点目、そして三失点目、どっちも本田のロストからなんですけど、このロスト、レフティのプレーヤーの典型的な欠点がでているので、ちと詳しく話しておきます。



ここからは戦術のお話ではありません。戦術面では、ペケルマンが両SBを上げて両WGを絞らせる攻撃を後半開始直後から仕掛けてきて、それであっさり日本から二点目を奪った時点で終わってます。あれで試合はほぼ決まってました。あの後、コロンビア代表は前がかりになった日本代表からカウンターで点を取れば良いだけでした。



逆足のトラップとレフティにありがちな問題


で、こっからは、技術面のお話になります。技術の話なので、割とマニアックな話になりますが、興味のある人はおつきあい下さい。


サッカーの基本技術の一つに、逆足のトラップというのがあります。基本的に、ボールが来た方と逆の足でトラップする、というモノです。



なんで逆足のトラップがサッカーの大事かというと、ボールをもらった時の視界と身体の角度に関係しているからです。基本的にバルセロナの選手というのは逆足のトラップを徹底的に仕込まれます。バルサの選手は右から来たパスは左足で、左から来たパスは右足でトラップします。レフティのメッシも例外じゃありません。



何でここまで徹底的に逆足のトラップの練習させるかというと、これが出来ない選手をMFに置くと、パス方向が片方のサイドに異常に偏るって現象がしばしば起きてしまうからです。


ちと、絵で説明しますが



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こーなりますが、右サイドからのパスを右足でトラップしてしまうと、視野が右方向に偏ってしまい、右にしかパスが出せないって現象が起きます。例えば、左サイドで追い越す動きをしている選手がいても、そっちの動きに気づかず、右にパス出してしまうわけです。それから身体の角度的に前を向くのには時間がかかります。




これが逆に左足でトラップしたとすると、


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こーなるのですが、トラップすると同時に前を向けるので左方向の視野が取れるわけです。そのため、左から追い越す動きをしていた選手にスムーズにパスを出せる為、ピッチを広く使って攻めることが出来るようになります。




これで逆足のトラップの大事さがわかってくれたかと思います。これが出来る出来ないかで全然違ってきます。バルサが逆足のトラップをメッシのようなレフティにまで徹底させてるのは、こーいう理由です。


ここで問題なんですが、レフティって連中は、この逆足のトラップが下手糞というか、左足にやたらとボールを要求する傾向があるんです。これは、マリノスの中村俊輔なんかもそうなんですが、


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これ、マリノスの試合の一場面ですけど、右足でトラップすればスムーズに前を向けるような場面でも左足でトラップしちゃうんです。これは本当にレフティに多いです。



僕はレフティのプレーを見るのが好きなんですが、レフティの選手のこの傾向だけはホント頂けないと思ってます。逆足のトラップをしたがらないレフティってプロでも多いんです。レフティの場合、左足一本でも何とかなってしまうってのはあるんですけどね。



メッシっていう選手が、そこらのレフティとは全然違うのはココでして、逆足のトラップを習慣化させているので、メッシは左方向から来たパスを右足でトラップして前を向くのがとても上手です。メッシの試合を見たら、彼がどっちの足でトラップしているか注意して見てみて下さい。右方向からのパスは左足でトラップし、左からのパスは右足でトラップしてます。だから、どのエリアでもメッシはスムーズに前を向けるんです。



こっからが本田の話になるんですけど、コートジボワール戦、本田のゴールシーンですけど




本田圭佑ゴール!日本代表VSコートジボワール 2014ワールドカップ 6月15日 ...


このしびれるゴールでしたが、左から来たパスを右足でトラップして前に持ち出して、そこから素晴らしいゴール決めた訳です。これはホントに見事でした。


ただ、このゴール、もう一度出来るかというと微妙なんです。というのも、本田って逆足のトラップについては、不安定な所があって、左足に頼る傾向がとても強いんです。



そういう傾向がある為、基本的に本田の右足にでたパスは、W杯のグループリーグの期間中、明らかに狙われてました。本田の最初のゴールシーンでも、相手のCBは本田が右足のトラップでもたつくと思って飛び込んだんでしょうし。


最初にコートジボワール戦の本田のロストから失点したシーンですけど



本田が奪われボニー同点ゴール!日本代表VSコートジボワール 2014ワールドカップ ...



これなんですが、香川も悪いです。あの状況で本田の右足にパスだしたら絶対狙われるに決まってるじゃん!という奴です。本田は、この日、右足を上手くつかってゴール決めてますが、逆足のトラップは不安定な選手なんです。このシーン、アナウンサーが「本田はちょっと判断が遅れた」って言ってますが、本田の右足にパスだしたら、あーなる事が多いんです。逆足のトラップが不安定な選手で、右足にパス来ると足下とボールを見ちゃうし、右足から左足にもちかえる時ボールコントロールが不安定になるので判断が遅れる事が多いんです。



次にコロンビア戦の二失点目の前の本田のロストですけど、



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このシーンなんですけど、本田、右足でトラップしてれば簡単に前向けたよね?というシーンなんですけど、左足でトラップしてしまってるんです。で、左足でトラップした分、前向くのに時間かかってしまい、相手ボランチに距離つめられ、一人はかわしたんですが、その後でロスト。メッシだったら、右足でトラップしてすばやく前向けるので、こういうロストはしません。



さらに三失点目の本田のロストですけど、



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これですね。これ、最初みてた時は、パスだしたの香川だと思ったので、「ふざけんなこのオバカ!二度目だぞ!!」とか怒り心頭になったんですが、見返してみると、パスだしたの山口でした。


このシーンもそうなんですけど、本田は逆足のトラップからのプレーが不安定な選手なんで、左サイドから本田の右足にバレバレのパスだしたらボール狩られるんです。なのに何で本田の右足にバレバレのパス出すかな・・・・という感じで、見てて怒りがこみ上げてきた訳です。パス出した方にも、ロストした方にも。


本田って選手なんですが、右から来たパスを左足でトラップして前向くのはとても上手です。ただ、逆足のトラップは上手くないんで、左から来たパスを左足でトラップする事多いです。後半47分の本田のプレーでもそうですが、左サイドの清武からのパスを左足でトラップ。その後、二人に囲まれながら前を向いたのはホント凄いんですが、ボールを止めたのが左足だった関係上、右で大久保フリーなのに、そっちに出さない。左からのパスを左足でトラップしちゃうと、右方向の視界が取れないので、ああなっちゃうんです。



レフティの選手って、右サイドでフリーの選手を見えてない事多いんですけど、これはレフティのトラップするときの足に一つの原因があります。左サイドから来たボールを左足でトラップするので、右サイドの選手が見えないんです。



ただ、それでも左足にパスだす限りにおいて、ボール失うことは少ないですし、本田は囲まれてもターンできますから、本田に対しては左足にパスすべきってのがあります。


山口にしろ香川にしろ、本田とはそれなりに長い時間プレーしてるのに、なんで本田の右足にああいうパスだすかな、と不思議でしょうがないです。ああいうパスを右足にだしたら、どういう結果になるか、わからないような選手達じゃないんですけどね・・・



本田なんですけど、ミランでは右WGとして使われていたので、基本的にパスは左方向から来ます。でもってセリエAのDFには、かなり早い段階で、逆足のトラップが不安定だって事がバレて本田の右足に入ったボールは狙われるようになってました。ローマ戦で、本田に左から右へのサイドチェンジが入ったことがあるんですが、本田の右足へのパスだったので、簡単にDFにボール狩られてました。ミランで右足に入ったボールをセリエAのDFにあっさり狩られるケースを何度か見ていた為、W杯で狙われるんじゃないかと危惧してた部分はあったんですけど・・・





今回のW杯では本田の逆足のトラップが不安定な事から起こったロストが三つあり、それが失点に繋がっているので、ちとまとめてみた次第です。レフティだろうと、メッシがそうであるように、小さい頃から逆足のトラップは習慣にしといたほうが良いです。


メッシは史上最高の左足をもっている訳ですが、そんな選手でも逆足のトラップをしてるって事を覚えておいてください。ホントに大事なテクニックなんです。ポゼッションサッカーでは視野を広く取り、良い身体の向きでパスコースを作り続けないといけませんが、これには逆足のトラップが必須なんです。また、カウンターシーンでも、逆足のトラップができるかどうかで、カウンターのスピードがまるで変わって来ます。日本がコロンビアに4失点目を喫したときのコロンビアのCFのトラップを見ればわかると思うんですが、



ハメス・ロドリゲス(J.RODRIGUEZ)の美し過ぎる4点目ゴール!! コロンビアvs.日本(24 ...


CF(右利き)が右からの楔のパスを逆足のトラップしてるのがわかると思います。このおかげでスムーズに前を向け、左方向の視界を取れてるわけです。で、左にいたハメス・ロドリゲスにパスしてコロンビアは4点目。ココ、右足で止めてたら、スムーズに左に出せませんから、うっちーのカバーが間に合ってます。



一応、本田のフォローもしとくと、彼も意識的に逆足のトラップは心がけています。ただ、技術面で向上の余地があり、彼の今後の課題の一つになってます。



北京五輪世代からロンドン五輪世代へ


最後になりますが、今回のW杯は北京五輪世代を中心として臨んだW杯です。彼らは年齢的に現在が選手としてピークにあり、よい時期にW杯に臨めたわけですが、結果はついてきませんでした。


試合後、


【W杯】清武「キャプテン」立候補!4年後主役へロンドン五輪組が決起集会



こんな記事があり、ロンドン五輪世代が 「ロシアは自分たちの世代がやらないと。頑張ろうと言い合った」そうですが、サッカーの世界ではW杯ってのは節目でして、W杯の前後は世代交代が進みます。



今回のW杯は北京五輪世代を中心に編成されており、主力はほぼ北京五輪の選手でした。ただ、彼らはロシアでは、すでに選手としてピークを過ぎた年齢になるため、次のロシアワールドカップは、ロンドン五輪世代を中心に編成していく必要があります。



ザックは今回で退任するようなので、次の日本代表監督はアジアカップ制覇を目指しつつ、北京五輪世代からロンドン五輪世代への世代交代を進めていく事になります。怪我の功名っちゃなんですが、ワールドカップで早期に負けたチームって世代交代は進めやすくなります。逆に勝ってしまうと、次のワールドカップまでに世代交代がしにくくなるんです。これはクラブチームでもそうですけどもね。



という訳ですので、お疲れさまでした、日本代表。北京五輪世代は色々ありましたが、散々だった北京五輪から良くここまで立て直したと思います。なんせ三戦全敗で夢も希望もありません状態でしたからね。



ロンドン五輪世代に関しては、これからの日本サッカーの旗手は君たちです。ロシアワールドカップは本田や長友や内田のような北京五輪世代でなく、君たちが主役です。今回は呼ばれてませんけど、原口、柴崎、宇佐美、ロンドン五輪世代の多くの選手達。これから4年間は君たちが日本のサッカーを引っ張っていくんです。




ではでは。